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緑内障・高眼圧症の治療剤であるルミガンはまつ毛の成長にも関係していた

2020年02月18日
きれいな目元

すっかりまつ毛育毛剤としての地位を確立しているルミガンですが、もともと育毛剤として用いられていたわけではありません。実は他の用途で使われていた薬が、後々にまつ毛育毛用として転用された背景を持っているのです。

もともとの用途は緑内障・高眼圧症の治療用で、眼圧を下げる働きによって症状を抑えるというものでした。ところがルミガンを使用している患者の中にまつ毛の増毛が確認できたケースが多くあり、そこからルミガンとまつ毛の関係が明らかになったことをきっかけに、育毛剤としての注目を集めるようになった歴史があります。まつ毛を伸ばす効果についてはルミガンの副作用ですので、育毛効果については言わば偶然の産物とも言えるでしょう。

まつ毛の育毛に使えるアイテムとしては、他にも美容液タイプもあって女性から利用されていますが、ルミガンはそれとは一線を画す存在です。美容液に関して化粧品に分類される一方、ルミガンは医薬品に該当します。化粧品は効果が曖昧だったり緩やかだったりしますが、かたや医薬品であるルミガンは確かな効果を備えていることから、まつ毛の育毛を切に願う女性にまさに打って付けなアイテムと言えます。

しかしながらルミガンは緑内障などの治療に関係していたということもあって、使用には注意も必要です。気を付けるべき副作用も存在しており、色素沈着のリスクがそのひとつです。メラニン色素の分泌が促されることで目元に黒ずみができてしまうことがあります。使用を中止すると自然と消えていくという報告もあるものの、長く使った結果、消えずに残ってしまうケースもあると言われていますので使い過ぎに注意しましょう。ちなみにワセリンを塗ってから使用をすることで皮膚への付着を防止でき、色素沈着も起こりにくくすることができます。

充血やかゆみなどの副作用も起こりがちです。極力、目には入らないように使用することが大切ですが、まつ毛の根本に塗布するという性質上、不意に入ってしまうこともあるでしょう。いくらもともとは治療剤であったとはいえ、健全な人が目に入れてしまうのは健康を害するリスクにもなり得ますので、使用をする際には細心の注意を払いながら、慎重に塗っていかなければいけません。また、ルミガンの副作用は他にも存在し、稀に重たい症状が起こる可能性についても報告されています。あくまでも医薬品であることを理解の上で、各自がしっかりと適切な使用を守る姿勢が求められます。